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2023.09.09 校長のブログ【月一】
9月のブログ【ストリートダンス】
9月になりました。
最近日の入りが早く、暗くなるのが早くなったなぁと感じます。
どうやら今年一番太陽が出ているのが長い日(夏至)は6/21だったそうです。陽が早く沈むように感じると「いよいよ夏も終わりかぁ」と思いますね。ここからどんどん陽が沈むのが早くなり、秋から冬へと移っていきます。ですが日中は暑い日が続きますので、引き続き熱中症には注意していきましょう。
9月のテーマ
【ストリートダンス】
ダンスと言ってもたくさんの種類があります。
社交ダンス、バレエ、創作ダンス、コンテンポラリー、ストリートダンス…etc
それぞれ魅力的なダンスであり、それぞれに特徴がありますよね。
今回は僕たちADVANCEがレッスンをしている『ストリートダンス』についてお話ししていこうと思います。
▪️皆さんがよくTVやSNSなどで観るを解析していくと、エンターテイメント重視のパフォーマンスが多いですね。観ている人達を引き込めるような振り付け、構成、衣装、立ち居振る舞いになっていると思います。大衆受けが良く、ダンスを知らない人が見ても楽しめるものになっているものが多いような気がします。
例えば…照明を使った演出や舞台装置を使った演出なんかはそうですね。全てがそうではありませんが、演出ありきのダンス…と言っても良いかもしれません。僕はこれらを『ダンス』と分けて捉えています。
では、ストリートダンスはどうでしょうか?
『ストリートダンス』は”その逆”と思った方が分かりやすいかもしれません(ややオーバーな言い方かもしれませんが…)
ストリート=街、ダンス=踊り
ストリートダンスは直訳すると『街の踊り』になります。
"街の踊り”とは何なのか?”街”とはどこの事を指すのか?についてですが、この”街”とは『外』の事を指します。街の路地裏の様なイメージです。なぜそんな場所で踊っているのか?また踊らなければならないのか?について簡単にお話しすると...
・自分を表現する方法が必要であった(自己表現)
・音楽に対して誰が一番上手にクレイジーに踊れるか?を決める必要があった
・人を殺める事なく平和的に縄張り争いする為ダンスが使われた
と言う大きな理由があります。
もっと深く掘り下げていくと、差別的な話や、貧困、フラストレーションなど、歴史的なダークな話もあり、その限りではありませんが『ストリートダンス』は決して”ハッピー”な感情だけで方が付く話ではないのです。こういった”負のエネルギー”から生まれ、進化し、現代のストリートダンスシーンへと至るのです。絶対に知っておかなければならない事ではないですが、高みを目指している人にとっては、歴史を知る事は重要だと僕は考えます。
▪️皆さんが目にしている有名な大手事務所のアイドルたち。その人達は普段どうやってダンスのレッスンをしているか?を考えた事はあるでしょうか。僕たちの目の前で披露されるダンスやパフォーマンスは完成されたものであり、その過程を知る事はほぼありません。しかし確実にレッスンというものを受けています。それは僕らと同じ『ストリートダンスを学んでいる』のです。場合によってバレエや劇なんかも学ぶそうですが、そのアーティスト達のパフォーマンスを見ると『ストリートダンス』である技術や動きが入っています。ストリートダンスを学べば、アーティスト達のような同じクオリティーを得られるかと言うと、そうではありませんが、我々が目にしているダンスには”ストリートダンスの要素も取り入れられ構成されている”という事です。
K-POPのアーティスト達も同じです。本来K-POPというジャンルはなく、韓国のアイドル達が、韓国の音楽、歌詞で、さまざまなジャンルを取り入れフリースタイルで踊って、歌を歌いパフォーマンスをしています。今ではとても人気なジャンルですが、ストリートダンスのジャンルを複数知っている(習得している)ダンサーであれば、ダンスだけで言うと、ある程度踊れてしまう(コピーできてしまう)のも事実なのです。
ですが、やはりK-POPアーティスト達のパフォーマンスの高さ、クオリティの高さは目を引くものがあります。かなりの練習をしているからこその結果ではないでしょうか。そういう意味では難易度(ハードル)は高い気がしますね。
▪️ストリートダンスとダンスの大きな違いは『自由度』です。ダンスは、決められた音楽に対して決められた振り付けがあります。ストリートダンスでもレッスン中は、そのように実施しているところが大半を占めると思うのですが、違う音楽でも音に合わせて同じ振りを踊っても良いのです。逆に、同じ音楽に対して新たな振り付けで踊っても良いのです。
×音楽=決まった振り付け
○音楽=その時受けた感情を表現している
これがストリートダンスと、ダンスの大きな違いではないかなと思います。音楽からの振り付け(ダンス)ではなく、音楽から自分の受けた感情、感情からの振り付け(ダンス)が生まれてくるのです。ジャンルによって、基本的なステップや技のテンプレートはあるもも、それをアレンジす事で”自分らしさ“や“カラー“が出てくるのです。
今回はストリートダンスについてお話ししました。なぜストリートと名前が付いているのか?『ダンス」との違いは何なのか?を何となくでも良いので知っていただければ嬉しく思います。ダンスだけではなく、音楽についてや、歴史や文化、ハートの部分を生徒たちに伝えていくことが、僕たちが『後世に伝える事』ではないかとADVANCEは考えています。
最近日の入りが早く、暗くなるのが早くなったなぁと感じます。
どうやら今年一番太陽が出ているのが長い日(夏至)は6/21だったそうです。陽が早く沈むように感じると「いよいよ夏も終わりかぁ」と思いますね。ここからどんどん陽が沈むのが早くなり、秋から冬へと移っていきます。ですが日中は暑い日が続きますので、引き続き熱中症には注意していきましょう。
9月のテーマ
【ストリートダンス】
ダンスと言ってもたくさんの種類があります。
社交ダンス、バレエ、創作ダンス、コンテンポラリー、ストリートダンス…etc
それぞれ魅力的なダンスであり、それぞれに特徴がありますよね。
今回は僕たちADVANCEがレッスンをしている『ストリートダンス』についてお話ししていこうと思います。
▪️皆さんがよくTVやSNSなどで観るを解析していくと、エンターテイメント重視のパフォーマンスが多いですね。観ている人達を引き込めるような振り付け、構成、衣装、立ち居振る舞いになっていると思います。大衆受けが良く、ダンスを知らない人が見ても楽しめるものになっているものが多いような気がします。
例えば…照明を使った演出や舞台装置を使った演出なんかはそうですね。全てがそうではありませんが、演出ありきのダンス…と言っても良いかもしれません。僕はこれらを『ダンス』と分けて捉えています。
では、ストリートダンスはどうでしょうか?
『ストリートダンス』は”その逆”と思った方が分かりやすいかもしれません(ややオーバーな言い方かもしれませんが…)
ストリート=街、ダンス=踊り
ストリートダンスは直訳すると『街の踊り』になります。
"街の踊り”とは何なのか?”街”とはどこの事を指すのか?についてですが、この”街”とは『外』の事を指します。街の路地裏の様なイメージです。なぜそんな場所で踊っているのか?また踊らなければならないのか?について簡単にお話しすると...
・自分を表現する方法が必要であった(自己表現)
・音楽に対して誰が一番上手にクレイジーに踊れるか?を決める必要があった
・人を殺める事なく平和的に縄張り争いする為ダンスが使われた
と言う大きな理由があります。
もっと深く掘り下げていくと、差別的な話や、貧困、フラストレーションなど、歴史的なダークな話もあり、その限りではありませんが『ストリートダンス』は決して”ハッピー”な感情だけで方が付く話ではないのです。こういった”負のエネルギー”から生まれ、進化し、現代のストリートダンスシーンへと至るのです。絶対に知っておかなければならない事ではないですが、高みを目指している人にとっては、歴史を知る事は重要だと僕は考えます。
▪️皆さんが目にしている有名な大手事務所のアイドルたち。その人達は普段どうやってダンスのレッスンをしているか?を考えた事はあるでしょうか。僕たちの目の前で披露されるダンスやパフォーマンスは完成されたものであり、その過程を知る事はほぼありません。しかし確実にレッスンというものを受けています。それは僕らと同じ『ストリートダンスを学んでいる』のです。場合によってバレエや劇なんかも学ぶそうですが、そのアーティスト達のパフォーマンスを見ると『ストリートダンス』である技術や動きが入っています。ストリートダンスを学べば、アーティスト達のような同じクオリティーを得られるかと言うと、そうではありませんが、我々が目にしているダンスには”ストリートダンスの要素も取り入れられ構成されている”という事です。
K-POPのアーティスト達も同じです。本来K-POPというジャンルはなく、韓国のアイドル達が、韓国の音楽、歌詞で、さまざまなジャンルを取り入れフリースタイルで踊って、歌を歌いパフォーマンスをしています。今ではとても人気なジャンルですが、ストリートダンスのジャンルを複数知っている(習得している)ダンサーであれば、ダンスだけで言うと、ある程度踊れてしまう(コピーできてしまう)のも事実なのです。
ですが、やはりK-POPアーティスト達のパフォーマンスの高さ、クオリティの高さは目を引くものがあります。かなりの練習をしているからこその結果ではないでしょうか。そういう意味では難易度(ハードル)は高い気がしますね。
▪️ストリートダンスとダンスの大きな違いは『自由度』です。ダンスは、決められた音楽に対して決められた振り付けがあります。ストリートダンスでもレッスン中は、そのように実施しているところが大半を占めると思うのですが、違う音楽でも音に合わせて同じ振りを踊っても良いのです。逆に、同じ音楽に対して新たな振り付けで踊っても良いのです。
×音楽=決まった振り付け
○音楽=その時受けた感情を表現している
これがストリートダンスと、ダンスの大きな違いではないかなと思います。音楽からの振り付け(ダンス)ではなく、音楽から自分の受けた感情、感情からの振り付け(ダンス)が生まれてくるのです。ジャンルによって、基本的なステップや技のテンプレートはあるもも、それをアレンジす事で”自分らしさ“や“カラー“が出てくるのです。
今回はストリートダンスについてお話ししました。なぜストリートと名前が付いているのか?『ダンス」との違いは何なのか?を何となくでも良いので知っていただければ嬉しく思います。ダンスだけではなく、音楽についてや、歴史や文化、ハートの部分を生徒たちに伝えていくことが、僕たちが『後世に伝える事』ではないかとADVANCEは考えています。
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