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2023.07.29 校長のブログ【月一】
7月のブログ【失敗】
7月ももうすぐ終わりですね。日中は35度を超える日が続いています。熱中症も起こりやすくなっていますので十分な水分補給を忘れないようにしていきましょう。また夏休みに入って外で遊ぶ機会も多くあると思いますが、事故回避の為にも、子供達だけで遊ぶ時は川やため池などで遊ばないようにしましょう。
7月のテーマ
【失敗】
何かをした時、失敗してしまう事はよくある事です。
特に問題ないような失敗から、目を隠したくなるような失敗まで、色々な失敗があります。初めから失敗しよと思いながら何かをする(行動する)人は居てないと思います。自分のイメージ通りにできなかったり、実力不足であったり、企画や計算通りにできなかったり、予期せぬ出来事に遭遇し上手くいかなかったりと、何かしらの原因があり結果として失敗となってしまう事が多いのではないかと思います。失敗した時には嫌な思いをしてしまいます。やらなければよかった…思った通り失敗したやん…もう二度とやるもんか…っとネガティブな感情になってしまうことの方が多いと思います。
「よし!次はリベンジだ!」と思う人の方が、少ないのではないでしょうか?
『失敗は成功のもと』という言葉を聞いたことはありますよね。
この言葉だけでは、成功する為には失敗が必要なのか?…『成功する為には失敗が必要である』と、このように感じ取ってる人がいるかもしれません。
結論から言うと、そんなことはありません。
失敗はしないに越したことはないですし、失敗する為にやってきた訳ではないはずです。
良い結果や成績を手に入れる事で、自分への満足感や安心感、楽しんだり楽しませたりなど、自分が得れるものは様々あると思います。
「失敗をする」という事を考えれば、失敗した時に自分へのダメージが軽減されるというメリットはあると思いますが、失敗を前提にやる事は、自分にとって楽しくないでしょう。不安や恐怖、批判や評価を気にしてしまい、プレッシャーを感じてしまいます。それを「楽しい」と感じる人はあまり居ないのではないでしょうか。そういったプレッシャーに打ち勝つためには…の話はまた別の機会にお話しするとして、こういったイメージ(不安・恐怖)はネガティブであり、自分自身のハードルとなって目の前に立ち塞がります。
「ミスや失敗を恐れる」と思う事は「傷つく可能性がある」という事です。それを回避しようと思うことは、人間の防衛本能であり自然な事なのです。体が傷つくのか、心が傷つくのかの違いで、今回の場合は「心が傷つく可能性」があるのです。
不安や恐怖、ネガティブな気持ちを持つことは『自然なこと』と知っておきましょう。
失敗してしまった時についてです。
失敗は結果であって、結果までに”どのような事を行なってきたか”が大切になってきます。
例えばダンスの発表会やイベントがあるのに、全然練習をしないで出た場合、うまく踊れない可能性が高くなります。
本番でしっかり踊れるように練習があって、本番で楽しめるよう、完璧に踊るよう『自信を持って踊れる自分になる』ために練習をします。
例を出して説明すると、
A.練習をしていない人
B.たくさん練習をした人
この2人が同じようなミスをした場合、ミスに対しての『質』が大きく違います。
ミスをした理由を考えると、
Aの場合「練習してないから」でほぼ完結してしまいます。また「練習すればよかった」という後悔が出てくるかもしれません。
Bの場合は「なぜうまくいかなかったんだろう…」「なぜミスをしたんだろう…」とミスに対して『考える』という事をするのではないでしょうか?後悔はあるかもしれませんが「練習すればよかった」という後悔は無いはずで、むしろ「全力を出せた」という気持ちの方が大きいのでは無いでしょうか。
Aの練習すれば良かったという後悔は「本当は自分のできる範囲の事」をやらなかった後悔であり、自分を成長させてくれる後悔ではないでしょう。仮にたくさん練習したとして完璧に踊れるか、踊れないかはわからないですよね。「まずは練習をやってみよう」から始まる訳で、自分を高める為の失敗とは少し考え辛いです。
Bの場合は「自分のできる範囲の事」を行い、その中で失敗したことで「どうしてミスしたんだろう?」とミス(失敗)について考えることができる『自分を解析させてくれる失敗』に繋がります。その失敗した理由について答えを出し、改善することで今の自分よりうまく踊れる自分が想像できるはずです。もちろん想像だけではなく、実際うまく踊れるようになっていくはずですから、自分を高めてくれる失敗になるのではないでしょうか。
両者同じミスをし、結果「失敗」という結果は同じですが、中身を覗くと過程が違う事はわかると思います。
僕はこれを「足踏みの失敗」「前に進める失敗」と感じています。
Aの「練習すれば良かった」と気づけば、それはそれでOKですが、やはりBに比べて『スタート地点が遅れている』ように思います。逆にBは自分に対しての改善点を探し、次へ繋がる部分を探して『自分を高めようとしている』という部分が大きく違います。これが「足踏みの失敗」「前に進める失敗」という理由です。
そう考えると『失敗は成功のもと』という言葉はBの「前に進める失敗」をしている方に合っているのではないかなと思います。
自分を成長させてくれるのであれば「失敗ウェルカム!」みたいな気持ちに少しでもなってくれれば嬉しいのですが、その言葉は十分な準備を行なった人が言うようにしましょう(笑)
ネガティブな気持ちも持ちながら、しっかり準備して挑戦していけば、ちゃんと結果は出てくるものと考えています。
まぁ…その準備っていうのが一番難しいところではあるんですが(笑)
7月のテーマ
【失敗】
何かをした時、失敗してしまう事はよくある事です。
特に問題ないような失敗から、目を隠したくなるような失敗まで、色々な失敗があります。初めから失敗しよと思いながら何かをする(行動する)人は居てないと思います。自分のイメージ通りにできなかったり、実力不足であったり、企画や計算通りにできなかったり、予期せぬ出来事に遭遇し上手くいかなかったりと、何かしらの原因があり結果として失敗となってしまう事が多いのではないかと思います。失敗した時には嫌な思いをしてしまいます。やらなければよかった…思った通り失敗したやん…もう二度とやるもんか…っとネガティブな感情になってしまうことの方が多いと思います。
「よし!次はリベンジだ!」と思う人の方が、少ないのではないでしょうか?
『失敗は成功のもと』という言葉を聞いたことはありますよね。
この言葉だけでは、成功する為には失敗が必要なのか?…『成功する為には失敗が必要である』と、このように感じ取ってる人がいるかもしれません。
結論から言うと、そんなことはありません。
失敗はしないに越したことはないですし、失敗する為にやってきた訳ではないはずです。
良い結果や成績を手に入れる事で、自分への満足感や安心感、楽しんだり楽しませたりなど、自分が得れるものは様々あると思います。
「失敗をする」という事を考えれば、失敗した時に自分へのダメージが軽減されるというメリットはあると思いますが、失敗を前提にやる事は、自分にとって楽しくないでしょう。不安や恐怖、批判や評価を気にしてしまい、プレッシャーを感じてしまいます。それを「楽しい」と感じる人はあまり居ないのではないでしょうか。そういったプレッシャーに打ち勝つためには…の話はまた別の機会にお話しするとして、こういったイメージ(不安・恐怖)はネガティブであり、自分自身のハードルとなって目の前に立ち塞がります。
「ミスや失敗を恐れる」と思う事は「傷つく可能性がある」という事です。それを回避しようと思うことは、人間の防衛本能であり自然な事なのです。体が傷つくのか、心が傷つくのかの違いで、今回の場合は「心が傷つく可能性」があるのです。
不安や恐怖、ネガティブな気持ちを持つことは『自然なこと』と知っておきましょう。
失敗してしまった時についてです。
失敗は結果であって、結果までに”どのような事を行なってきたか”が大切になってきます。
例えばダンスの発表会やイベントがあるのに、全然練習をしないで出た場合、うまく踊れない可能性が高くなります。
本番でしっかり踊れるように練習があって、本番で楽しめるよう、完璧に踊るよう『自信を持って踊れる自分になる』ために練習をします。
例を出して説明すると、
A.練習をしていない人
B.たくさん練習をした人
この2人が同じようなミスをした場合、ミスに対しての『質』が大きく違います。
ミスをした理由を考えると、
Aの場合「練習してないから」でほぼ完結してしまいます。また「練習すればよかった」という後悔が出てくるかもしれません。
Bの場合は「なぜうまくいかなかったんだろう…」「なぜミスをしたんだろう…」とミスに対して『考える』という事をするのではないでしょうか?後悔はあるかもしれませんが「練習すればよかった」という後悔は無いはずで、むしろ「全力を出せた」という気持ちの方が大きいのでは無いでしょうか。
Aの練習すれば良かったという後悔は「本当は自分のできる範囲の事」をやらなかった後悔であり、自分を成長させてくれる後悔ではないでしょう。仮にたくさん練習したとして完璧に踊れるか、踊れないかはわからないですよね。「まずは練習をやってみよう」から始まる訳で、自分を高める為の失敗とは少し考え辛いです。
Bの場合は「自分のできる範囲の事」を行い、その中で失敗したことで「どうしてミスしたんだろう?」とミス(失敗)について考えることができる『自分を解析させてくれる失敗』に繋がります。その失敗した理由について答えを出し、改善することで今の自分よりうまく踊れる自分が想像できるはずです。もちろん想像だけではなく、実際うまく踊れるようになっていくはずですから、自分を高めてくれる失敗になるのではないでしょうか。
両者同じミスをし、結果「失敗」という結果は同じですが、中身を覗くと過程が違う事はわかると思います。
僕はこれを「足踏みの失敗」「前に進める失敗」と感じています。
Aの「練習すれば良かった」と気づけば、それはそれでOKですが、やはりBに比べて『スタート地点が遅れている』ように思います。逆にBは自分に対しての改善点を探し、次へ繋がる部分を探して『自分を高めようとしている』という部分が大きく違います。これが「足踏みの失敗」「前に進める失敗」という理由です。
そう考えると『失敗は成功のもと』という言葉はBの「前に進める失敗」をしている方に合っているのではないかなと思います。
自分を成長させてくれるのであれば「失敗ウェルカム!」みたいな気持ちに少しでもなってくれれば嬉しいのですが、その言葉は十分な準備を行なった人が言うようにしましょう(笑)
ネガティブな気持ちも持ちながら、しっかり準備して挑戦していけば、ちゃんと結果は出てくるものと考えています。
まぁ…その準備っていうのが一番難しいところではあるんですが(笑)
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