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2023.11.28 校長のブログ【月一】

11月のブログ【つくる】


まずは、11月中頃から末辺りにシステムの不具合により、HPの更新ができないという状態でございました。連絡やお知らせがHPで出来なく皆様にはご迷惑をおかけいたしました。現在は復旧していますので、遅くなりましたが、年末年始のお知らせをいたします(会員様にはスタジオにて年間スケジュールを配布・またはお伝えしております)また、12/3(日)に開催予定をしておりました発表会が12/17(日)とホール側との行き違いにより延期になってしまった事お詫び申し上げます。日程の変更により、参加できなくなってしまった生徒、講師もあり、私としても非常に心苦しく感じております。
「頑張ってきた成果を披露できる舞台を用意したい」「生徒たちが思いっきり踊る姿が見たい」「舞台で踊る経験をさせてあげたい」そんな思いがより強くなり、来年度から年に2回は開催したいと考えております。


早いもので2023年も残り約1ヶ月程になりました。

12月にADVANCEの大きなイベントである『発表会』を行います。それに向けて各クラスでは作品作りに入っており、9月から体験・入会をストップし、当スタジオに興味をお持ちの方々にはご迷惑をお掛けしております。ストップしている意図としましては、体験・入会される方・生徒達が混乱しないよう、生徒達が作品に集中してもらえるよう、1つの作品に対してしっかりと取り組める環境をスタジオ側で用意する為でございます。12/17以降は、体験・入会のストップを解除し、通常通りのご案内が可能でございますので、ぜひご利用ください。

今月のテーマ
【つくる】

作る、造る、創る…一言”つくる”と言ってもいろんな”つくる”があります。
昔国語の授業の時に「その漢字は違うよ」と先生から注意を受けたものです(笑)漢字の使い方はさておき、何かを”つくる”事は、誰しもが経験する事です。自らつくった物もあれば、つくられた物もありますが、つくり終えたものは完成品となり、その完成品を使ったり、取り入れたりしながら僕たちは生きています。そうした物たちの恩恵で僕たちが生活する事ができ、便利に過ごしていけるのです。

先日、とある先生から聞いたお話なのですが「そのダンスはYouTubeでなんと検索したら出てきますか?」と聞かれ少し驚いたそうです(笑)先生は「このダンスは先生が作ってるんだよ」と答えたのですが、YouTubeのダンスを真似して、そのダンスを教えている…と思われていたことに驚いたそうなのですが…つまりそういう認識が一般的なのかなとも感じました。

今ではSNSやYouTubeで検索をすれば、すぐにダンスの動画が出てきてダンスを観ることができます。これも誰かがダンスをつくり、SNSなどにアップしているから観れるのです。SNSでよくある『踊ってみた』は、踊られているものを撮影し、アップしているダンスで要は何かの『モノマネ』でありますから、少なからず『私が考えた(つくった)ダンス』とは言えません。しかし、お手本(本家)があることで、お手本と比べる事ができ、自分とお手本との差を計る事ができるのです。お手本があると言うことは評価がしやすくなる為、自分がどれだけできているか?を知る事ができるのです。100点のテストで何点取れるか?みたいなものでしょうか。

ダンスについてですが、僕は過去のブログでも言ってきましたがダンスは『自分を表現する一つの方法』と言ってきました。絵や歌、創作物と同じだと。細かいことを言えば違うかもしれませんが、根底にあるものは同じと考えています。何を伝えたいのか?どうしたいのか?何を表しているのか?そこにはどんな感情があるのか?

少し面白い話をすると、ある鳥は求愛する時にダンスをしながら求愛するそうです。僕にはその鳥の求愛ダンスの良さはわかりませんが(笑)メス鳥からすれば、沢山いるオス鳥の求愛ダンスから魅力的な1羽を選ぶわけです。何を基準に選んだかはそのメス鳥にしかわかりませんが、少なからず良いと判断したのでしょう。モテたいが為に必死で踊るオスの鳥、自分は凄いだろ?とメス鳥に猛アピールでしょう(笑)成功すれば晴れてゴールインです。ここでのダンスはゴールインする為のダンスという理由(目的)があります。

ダンスも表現の一つと言っていますが、音楽や振り付けが決まっている以上、表現の自由度はある程度決まっているはずです。決まっている中、自分の魅力を出す訳なのですが、本来自分が表現する(したい)ものと合致しているのか?そこに目的はあるのか?と少し思うところはあります。僕のレッスンでは想いやテーマ、目的なんかを生徒に伝えてフリを落とし込みます。どんな感じで…こんなグルーヴで…ここはこういう気持ちで….。

音楽を聴き、自分が感じた音楽に対しての直感、自分に生まれ出た感情を元にフリをつくります。それが正解かどうか?と言う話ではありません。もちろん全ての人がそう言うわけではないのですが、仮に音楽や自分の感じたものを無視してかっこいい振り付けを意識してしまうと、おそらくそういった振り付けになるでしょう。そこから”感じ取れるもの”つまり『人間的な感情』のようなものは少なく感じるのではないでしょうか?(踊る人が感情を乗せたのであれば別ですが…)

人間が踊るのだから感情はありきだと僕は思います。今ではAIが踊る時代で、コピーさせると完璧にこなしてしまうのですから。

少し脱線してしまいましたが、個人的には何かをつくるという事をして欲しいなと思います。
つくる為には何をしなければならなくて、何が必要なのか。集める苦労や調べる努力が必要かもしれません。そして、それだけやってできた時のものはどの程度のものなのか?を見てみてください。僕が何もないところから”つくった”時は、到底人に見せられるレベルではなかったことを覚えています。それはダンスだけの事ではありません。それでも諦めず、続けてきた事でそれなりの形になり、誰かに認めてもらえるところまで来ました。そしてそれは自分の『オリジナル』として自分の武器になるでしょう。

何かをつくるという事は面倒で大変です。
0から1にする時が一番エネルギーを使います。
0から1になった時、新たな可能性が生まれます。

つくったものが、誰かの…何かの役に立った時「つくってよかった」と感じる時が必ず訪れます。もちろんそれが自分に対しても舞いません。

そうやって「よかったな」と思うことを増やしていきましょう。
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