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2023.12.25 校長のブログ【月一】
12月のブログ【必修科目になったダンス】
今年も残りわずかになりました。今年の冬は暖冬と言われており、最高気温が高くなったり、夜には0℃辺りになったりと気温差が激しく、体にかなりの負担がかかりますね。年末年始を楽しく過ごすためにも、体調には十分気をつけながら過ごしていきましょう。
今月のテーマ【必修科目になったダンス】
ダンスが学校の授業の必須科目になって数年が経ちました。導入された時はそこまで目立った感じではありませんでしたが、そろそろ授業でも取り入れられてきてる学校が増えてきたのではないのかなぁ…と感じています。地域によってはあまり取り入れられていないところもあれば、それなりに取り入れているところもあるようです。
僕たちの学生時代ではダンスといえば、フォークダンスやお祭りの時に踊るようなもので、テレビで見るようなダンス(ストリートダンス)、スタイリッシュでかっこいいものではなかったのを覚えています(笑)それはそれで良いものだと思っていますが、当時ラジオやテレビで流れていた曲が、学校の催しものに使われた時は子供だった僕でもテンションが上がり嬉しかったものです。
僕たちが子供の頃に踊っていたものに比べ、近年のダンスは明らかな違いがあります。リズムの取り方や、体の使い方、音楽に対しての表現の広さが大きな違いだと言え、難易度的には、近年のダンスの方が総合的に高い(難しい)と言えるでしょう。その分スタイリッシュで、かっこいい・かわいい・美しく踊れるダンスが可能です。日本の伝統的な踊りも良いものですが、テレビやSNSなどで使われている曲、海外のかっこいいアーティスト達が歌う曲の方が、子供達にとっては喜ばれるものになるのではないでしょうか。
難易度が上がるということは、個々の差が出やすくなると思います。簡単なのか、難しいのかは、同じものでも個々に感じ方が違い、人によっては難しいものが簡単にできてしまったり、その逆も然りです。つまり、できる・できないの差が現れやすく、スタートの時点でそれらが現れやすいのも近年のダンスの特徴と言ってもよいでしょう。
では何故そのようなダンスが、学校の必修科目として取り入れられたのか?という事です。文部科学省ではこれまで(ダンスが導入される以前から)表現運動・リズムダンスというものが必修化されていました。保健体育の授業では『心と体を一体として捉えること』を目標に行われています。その他の理由として、日本人のダンサー達(アーティスト達)の活躍や、現代のダンスの影響力も考慮され、ダンスを必修科目に導入することが決まりました。ダンスを必修化することで、以下3つの部分に期待ができます。
▪︎自己表現力を高める
▪︎協調性
▪︎運動能力向上
しかしながら、子供達の世界は厳しいもので、ダンスを上手くできなかったりすると、揶揄されたり、いじめられたりする可能性もあります。そうであって欲しくないと私たち大人は思うのですが、実際は厳しいものだと僕は思います。大人の世界も、子供の世界もそう変わらないのがリアルじゃないかと。ダンスに限らず、何をするにせよ、そういったものは付きものだと思います。
僕はダンスが好きで、学校の必須科目になったことに対して、当時嬉しい気持ちになったことは間違いのですが、同時に「いいのかな?」と思うところもありました。それは今でも感じていることですが、何もダンスじゃなくても良いのでは?と思うところがあります。ダンスをすることで、たくさんの恩恵を受けると思いますし、今の時代ダンスを目にしないことの方が少ないです。ダンスが好き!ダンスをやりたい!と思ってくれるのはとても嬉しいことなのですが、僕が一番に思うところは「自分の好きをやれていますか?」という事です。自分のやりたい事、好きなことをしている時は、大人でも子供でも関係なく『輝いている』ものです。ダンスをきっかけにダンス以外の事にチャレンジしても良いと思いますし、面白そうだな、楽しそうだなと思うものにどんどん取り組んで欲しいと願っています。
ダンスが必修科目にはなりましたが、ダンスできないと駄目とか、恥をかかないためとか、良い成績じゃないと…など「ダンスをそれなりに踊れるようになる」ことよりも「輝けるもの」を探した方が、自身にとっても、周りの人たちにとっても良い方向に向かっていくのではないでしょうか?
必修科目になったといえど、それをしなければ困ることはないのですから、無理に取り組む必要はないのです。
…と、偉そうにこんな事を言っている僕ですが、ダンスはやっぱり「最高だな」と思います(笑)
今月のテーマ【必修科目になったダンス】
ダンスが学校の授業の必須科目になって数年が経ちました。導入された時はそこまで目立った感じではありませんでしたが、そろそろ授業でも取り入れられてきてる学校が増えてきたのではないのかなぁ…と感じています。地域によってはあまり取り入れられていないところもあれば、それなりに取り入れているところもあるようです。
僕たちの学生時代ではダンスといえば、フォークダンスやお祭りの時に踊るようなもので、テレビで見るようなダンス(ストリートダンス)、スタイリッシュでかっこいいものではなかったのを覚えています(笑)それはそれで良いものだと思っていますが、当時ラジオやテレビで流れていた曲が、学校の催しものに使われた時は子供だった僕でもテンションが上がり嬉しかったものです。
僕たちが子供の頃に踊っていたものに比べ、近年のダンスは明らかな違いがあります。リズムの取り方や、体の使い方、音楽に対しての表現の広さが大きな違いだと言え、難易度的には、近年のダンスの方が総合的に高い(難しい)と言えるでしょう。その分スタイリッシュで、かっこいい・かわいい・美しく踊れるダンスが可能です。日本の伝統的な踊りも良いものですが、テレビやSNSなどで使われている曲、海外のかっこいいアーティスト達が歌う曲の方が、子供達にとっては喜ばれるものになるのではないでしょうか。
難易度が上がるということは、個々の差が出やすくなると思います。簡単なのか、難しいのかは、同じものでも個々に感じ方が違い、人によっては難しいものが簡単にできてしまったり、その逆も然りです。つまり、できる・できないの差が現れやすく、スタートの時点でそれらが現れやすいのも近年のダンスの特徴と言ってもよいでしょう。
では何故そのようなダンスが、学校の必修科目として取り入れられたのか?という事です。文部科学省ではこれまで(ダンスが導入される以前から)表現運動・リズムダンスというものが必修化されていました。保健体育の授業では『心と体を一体として捉えること』を目標に行われています。その他の理由として、日本人のダンサー達(アーティスト達)の活躍や、現代のダンスの影響力も考慮され、ダンスを必修科目に導入することが決まりました。ダンスを必修化することで、以下3つの部分に期待ができます。
▪︎自己表現力を高める
▪︎協調性
▪︎運動能力向上
しかしながら、子供達の世界は厳しいもので、ダンスを上手くできなかったりすると、揶揄されたり、いじめられたりする可能性もあります。そうであって欲しくないと私たち大人は思うのですが、実際は厳しいものだと僕は思います。大人の世界も、子供の世界もそう変わらないのがリアルじゃないかと。ダンスに限らず、何をするにせよ、そういったものは付きものだと思います。
僕はダンスが好きで、学校の必須科目になったことに対して、当時嬉しい気持ちになったことは間違いのですが、同時に「いいのかな?」と思うところもありました。それは今でも感じていることですが、何もダンスじゃなくても良いのでは?と思うところがあります。ダンスをすることで、たくさんの恩恵を受けると思いますし、今の時代ダンスを目にしないことの方が少ないです。ダンスが好き!ダンスをやりたい!と思ってくれるのはとても嬉しいことなのですが、僕が一番に思うところは「自分の好きをやれていますか?」という事です。自分のやりたい事、好きなことをしている時は、大人でも子供でも関係なく『輝いている』ものです。ダンスをきっかけにダンス以外の事にチャレンジしても良いと思いますし、面白そうだな、楽しそうだなと思うものにどんどん取り組んで欲しいと願っています。
ダンスが必修科目にはなりましたが、ダンスできないと駄目とか、恥をかかないためとか、良い成績じゃないと…など「ダンスをそれなりに踊れるようになる」ことよりも「輝けるもの」を探した方が、自身にとっても、周りの人たちにとっても良い方向に向かっていくのではないでしょうか?
必修科目になったといえど、それをしなければ困ることはないのですから、無理に取り組む必要はないのです。
…と、偉そうにこんな事を言っている僕ですが、ダンスはやっぱり「最高だな」と思います(笑)
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