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2024.03.31 校長のブログ【月一】

3月のブログ【頑張る時、頑張らない時】

3月も今日で最後ですね!
個人的にはあっという間に3月が終わってしまいましたが、皆さんはいかがでしたか?
3月は卒業シーズンということもあり、寂しい気持ちと、新たなスタートを迎える複雑な気持ちになりますよね!卒業された皆さん!卒業おめでとうございます!新たなステージ、新生活に向けてしっかりパワーを溜めて乗り越えていきましょう♪

今月のテーマ
【頑張る時、頑張らない時】

頑張ることは素晴らしいことです。
自身のアンテナを広げ、一生懸命取り組むことで、自身が得られるものは多くなると僕は思っています。どんな有益な経験や情報は、自身が得ようという気持ちがないと、自分のものにならないですよね。頑張るということは自分の気持ちを向けて、行動していくことだと思っています。

世の中には「やりたく無くても頑張らなければならない時」がたびたびあります。なんならしょっちゅうあります(笑)頑張らなければ生きていけない時、やりたくないテストで80点以上取らなければならない時、嫌いな野菜を頑張って食べなければならない時、しんどいけど乗り切らなければならない時…etc
頑張らなければならない時は、思ってる以上に多いです。すべてを頑張るなんてことは難しいでしょう。その中でどれを頑張るのか?頑張らないのか?を決めていると思います。

頑張らなければならない時は、必ずと言っていいほど理由があるものです。頑張ってでもその理由を達成したい、または手に入れたい…。
理由もないのに頑張る意味はないですよね。逆に頑張る理由が見つからない、または理由がなければ頑張らなくても良いと僕は思っています。
理由があっても頑張る気が起こらない場合は、一度『自分会議』なるものをやってみてください。自分の中で『頑張ることと手に入れられること』を天秤にかければ答えが出てくるのではないでしょうか?仮に釣り合ってしまっている場合は、メリット・デメリットを深く考え、差を広げてあげるのです。

メリット・デメリット…つまり損得感情なわけで、個人的には頑張ることに損得感情は必要ないと思っています。だからこそ沢山損をしてきましたし、失敗もしてきました。失敗したことを美談にはしたくないのですが(笑)頑張ったことで何らかの答えが出てくることと「自分は頑張ったんだ」という納得感が得られました。正解や間違いはあったにせよ、頑張ることで『次に繋げられる結果』があった事は間違いなく、頑張ることで次のステージが見えたり、次に進める事ができるのです。

頑張り屋さん。
何でも頑張ってしまう人や、頑張り方が人の2倍3倍であったりする人のことです。一言で言うと『真面目な人』と言うのでしょうか。
前にお話ししたように、頑張るからには理由がある。理由がなく頑張る意味はないと言いましたが、頑張り屋さんは理由がなくても頑張ってしまうのです。
「人にお願いされたから」「言われたから」「しなければならないから」など、自分発信でない事は自身にとって大きなストレスになり得ます。しかし、頑張り屋さんは断る事が苦手なため、受け入れてしまい頑張るのです。これらは頑張り屋さんじゃなくてもある事なのですが、問題は『断れない』というところです。その断れないという部分で、いつの間にかストレスが大きくなってしまい、自身を自身が追い込んでしまう状況に陥ってしまうのです。

頑張ることは素晴らしいことと言いましたが、何でもかんでも頑張れば良いというわけではなく、たまには「頑張ることで何を得れるんだろう?」と思うことも必要だと思います。

理由や得られるものがある場合は『頑張る時』
理由がない場合、見つからない場合は『頑張らない時』

こうすることで自身にかかるストレスが和らぐのではないかと思います。「頑張った自分が素晴らしい!」なんて毎回思える人はなかなか居ないのですから。
頑張れる時は、自分が納得して頑張っているものだと思います。納得して頑張っている時は、ストレスを溜めながらでも頑張っていけるものです。ストレスを溜めながらでも頑張らなければならない時なのか・そうでないのか。なんの為に頑張っているのか?

たまには力を抜いて、頑張っている自分を振り返っても良いのかもしれません。
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