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2020.09.08 ADVANCEブログ

9月のブログ【学び方と…】

9月に入りました。

まだまだ暑い日が続いています。
今年の夏は「夏!」と言う感じがあまりしなかった印象です。
毎年行われているイベントなどが相次いで中止になったりしてしまい、ダンスを披露する場所が本当に少なくなってしまったなぁ...と感じています。
去年の夏は高田市にある'トナリエ'で開催されたイベントや、香芝市にあるエコールマミでADVANCEの先生が出演したり、生徒が出演したりとあったのですが、今年に限っては仕方ありませんね。
イベント事が中止になって残念には思いますが、次のイベントの時には今の自分よりももっとスキルアップしてイベントに出よう!と前向きに捉えましょう。イベントに出れなくて残念...ではなく『腕を磨くチャンス!』だと。

ADVANCE自体も1年前と比べ、生徒の人数も増えて来ています。ダンスと言うものが、STUDIO ADVANCEを通じて1人でも多く広まっていく事が嬉しく思いますし、僕の夢のひとつでもあります。
みんな本当に楽しそうです。みんなが楽しみながら踊っている姿を見ると ダンスって素晴らしいな と思います。
もちろん厳しい場面もあったりしますが、それでもダンスをしてくれてる姿に感動すら覚えます。


今回のテーマ 【学び方と自主練の重要性.人の厚み】

ADVANCEの生徒たちは初心者の人たちが比較的多いのですが、だんだんと踊れるようになってきて今では'初心者'とは言えないレベルになっている人たちもいます。きっとスタジオだけで練習を終えるんではなくて、家に帰っても復習したり練習したりしているんだろうなと見ていて思います。
どんな習い事でもそうなのですが、ダンスを習いに行けば「踊れるようになる」というのは少し違います。レッスン中に『どれだけ吸収できるか?』がポイントです。
例えば塾に通っている子が、その塾で先生の話を全く聞かず寝ていたとしたら。もちろん先生は注意するでしょうが、本来の勉強をすると言う目的から大きく外れているので、吸収できずに終えてしまいます。それが毎回続いてしまうと塾に通っている意味はありません。塾側もそれなりの対応はするとは思うのですが限界があると思います。
ダンスを教えているスタジオである以上通わせたら踊れる様にするのは当然なのですが、遊びに集中しすぎてしまいダンスに集中していなかったり、覚えようと全くしなかったり、先生の言う事を全く聞かなければ踊れる様にするのは不可能です(これは当然注意され怒られます)
例をあげた様に、成績を上げる為に塾に習いに行ったのに成績が上がらない理由はどこかにあると思います。
同じ様に、ダンスを習いに行っているのに、踊れていないと言う事にも理由があります。
もっと言うと、乗っているだけで上の階へ行ける'エスカレーター'でも上の階に行けない理由があるとしたらエスカレーターで遊んでいるか、逆走してるかです笑

ダンスは見た目が派手で、なんとなく踊っている様に見え、軽くみられがちですが(センスがあるとか無いとか、リズム感があるとか無いとかもそうですが)実はすごい練習量が必要なのです。
わずか3分〜5分のダンス(作品)を踊るだけなのに何百倍もの時間をかけて練習します。人によってはもっとです。
作品自体は約3ヶ月前から作り出しますので(作品や出演者による)...週1回60分のレッスン×12週。
これだけでは実際のところ足らないくらいです。
作品や学んだ事を「自分のもの」にしなければならない事を考えれば、やはりレッスン以外で練習をするほかないと思います。
学んだ事を反復練習している人の方が何倍も上達スピードは違います。レッスンで学んだ事を100%覚えて反復練習する事は難しいですが、50%でも20%でも...少しでも良いので出来る範囲で練習してみましょう。その積み重ねが上達するコツです。

自主的という言葉は【他からの指図や干渉によらずに、なすべきことを自分の意思に基づいて行うさま】のことを言います。年齢によっては自主的に出来ない子供達もいると思います。これは是非とも親御さんがサポートして欲しく思います。
なぜなら、自分の意思で「やらなければならない事をする」と言う事は、ダンスだけではなく色んな事に応用が効くからです。
例え'今'じゃなくても将来役に立つと信じています。
'自主的に出来る子'そういないとは思いますが(僕ですらもなかなか無理なので笑)ただ、ADVANCEに来てくれている生徒達にはそうであって欲しいと願っています。もちろん、なんでも自主的にするというのは難しい事だと思いますが、自分の好きな事に対しては自分からどんどん自分から出来る様になって欲しいと思います。

ダンスという物で、そう言ったダンス以外の大切な事を見つけていく事は非常に大切です。
習い事ではありますが、ダンスだけ上手くなればOKではあまりにも寂しすぎますし、見てる人を惹きつける事をしているのだからそれ相応の人としての'厚み'が必要なのです。その厚みはそういった礼儀であったり感謝の気持ちであったり、自分で決めた覚悟や努力であったり、他人を思いやる気持ちであったり...。深く考える必要はないですが、それらは舞台の上(ステージ上)で現れてしまうのです。注目を一気に集め華やかに見えてしまう舞台ですが、一番残酷な場所でもあります。
そんな残酷な場所で自分を守ってくれるのは、ダンスのスキルや容姿ではなく、そういった人としての'厚み'なのかもしれません。
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