11月のブログ【恐怖】

今年も残り１ヶ月を切りましたね!
気温も低くなり日が落ちるとさらに寒くなりますので風邪など引かないように気をつけましょう。
9月・10月・11月とイベント出演が多く、バタバタした状況になってしまいました。始めて出演させていただいたイベントや、前回も出演させていただいたイベントなど、夏が過ぎてからイベントがいたる場所であったような印象です。コロナが落ち着いたとは言えませんが、やはりイベント事は良いもだなと感じました。イベント事に対して『こんな状況(コロナ禍)で...』と思う方もいらっしゃるかと思いますが、普段生活する為の"活力"や"思い出"というものは、こういった『その時』でしか生まれてこないものだと思います。浅い考えかもしれませんが『楽しむ』ということは人が生きていく上で重要なものだと僕自身考えています。

今月のテーマ
『恐怖』

人は常に『恐怖』との戦いだと思います。
楽しいことをしたりする時や何か新しく始めたりする時も、どこかに恐怖を感じているはずです。それは決しておかしな事ではなく、当たり前の事なのです。

僕が最近観たアニメで面白い言葉があるのですが「逃げれば１つ、進めば２つ」というこの言葉。非常に深いなと思いましたので少し紹介を。
【逃げれば"安心"というものが１つ手に入ります。進めば"安心"と進んだ事で手に入る"新しいもの"２つが手に入ります。安心が手に入らなかったとしても"教訓"や"経験"は手に入れられるはずです】
良い言葉かどうかわからないですが、自身を奮い立たせてくれる言葉だなと感じましたし、僕自身が経験し感じてきたものそのままで、思いっきりハマってしまいましたね(笑)言葉の中に「逃げれば」とありますが、これは『動かない』や『何もしない』というのも含まれ、今の立ち位置から変化しない事を指しているのだと思います。面白いのは逃げた事を悪く言っていない所です。大抵逃げた場合は悪く言われたり、馬鹿にされたりするものなのですが、そうじゃない所が良いですよね。逃げたことも認め、逃げたことへの理解があるのです。
しかし、逃げるよりもたくさん手に入る『進む』という事の大きさ、進むことで今の自分よりも成長できる事を言葉にしてくれています。
アニメはアニメ、現実は現実と割り切ってしまえばそれで終わりですが、近代のアニメは現実に近い状況や思想などがあり、必ずテーマ(伝えたい事)があって、それを観てくれている人へどういう形で届けるか?というものになっています。それを汲み取って楽しむのもアニメの楽しみ方の一つです...とアニメについてお話しをしてしまいました(笑)大きく脱線したのでテーマに戻りましょう。

恐怖を乗り越えることは割とハードルが高いと思います。恐怖を知らなければガンガン進んでいけるのですが、その分傷つくことも多かったりするものです。恐怖するということは傷つく事を知っているからこそ起こる感情であり、守ろうとする感情だと思います。誰だって傷付きたくないし、自ら好んで傷付きに行く人はいないと思いますが(稀にいます笑)逆を言えば何もしなければ傷つかないし被害もない訳ですね。
問題はこの『何もしない』というところにあります。何もしない=止まっているということですが、人間に永遠はないわけで時間は進み続けています。時間に合わせて人間も進んでいかないと、時間に置いてけぼりにされてしまいます。多少の時間であれば問題ないのですが「いつの時代？」とかいう事になってしまったら、埋めるのは結構難しいと思います。...また脱線しそうなので戻しましょう。

恐怖と向き合う時は大体が『チャレンジ』や『初めての時』だと思います。不安で逃げたくなる気持ち、痛い思いをしたくないなどたくさんあります。しかしそれらを乗り越え立ち向かっていった時、結果はどうであれ頑張った自分がいるはずです。まずは自分を良くやったと褒めてあげましょう。その後どうだったのかを考えれば良いのです。恐怖を乗り越えたことで手に入れられるものは大きです。それは人それぞれなので『これ！』という言葉は言いにくいですが、何もしない(止まっている)自分と、乗り越えて進んだ自分とは明らかに違います。乗り越えた時にしか見れない景色・状況・安堵感...色々ありますが進むことで、乗り越えることでしか手に入らないものが多いのです。自分の人生が大きく変わることだってあると思います。

ではその恐怖を乗り越えるためにはどうしたらいいのか？ということですが、それは『乗り越えた先を想像する、先の楽しいことを考える』です。恐怖を消すことは難しいと思いますが、楽しいことや、まだ見ていない先の事を想像するのは自由なわけですから、非現実的でも思いつく限り想像(妄想?)しましょう。これはたくさんあった方がいいです。もちろん想像しすぎて、乗り越えた時に「あれ？」となってしまうかもしれませんが、あれ？となった時点で「あの恐怖はなんだったのか？」と思うかもしれませんね(笑)乗り越えたことでつく自信もあるでしょうから、次に襲ってくる恐怖に備える事だってできるようになるかもしれません。その繰り返しでどんどん進んでいけるようになっていくんだと思います。進むこと、チャレンジすることが怖いのなら、乗り越えた先・楽しいことをたくさん想像しながら歩いていきましょう。